慣らし運転
ヘルメットを手に入れて、次はプチツーリングなどと書きましたが、いきなりツーリングはさすがに不安なので軽く慣らし運転をすることにしました。
慣らしといっても、それが必要なのは車ではなく人間の方です。
40年のブランクは大きい。
そこで、今日の梅雨の晴れ間を利用してちょっとだけ走ることにしました。
走るには目的が必要です。片道25分ほどの財田町にある「環の湯」という温泉へざぶんと入って帰ってくるという計画を立てました。
走りだして気が付いたのですが、ウィンカーって入れたら戻してやらねばならなかったのですね。たびたび忘れてしまい、ウィンカーをチカチカさせながら走り続けるというマヌケな走りをしてしまいました。
年寄りがよくそんな走りをしていますが、もう笑えません。
さて、そうこうしているうちに「環の湯」に着きました。
車が一台もなく『月曜休館』じゃないですか(#`Д´)!
近くの道の駅も!
閑散としていて、まるで荒野の用心棒が町に着いた時みたいです。
そういえば仕事をしなくなって「曜日」に鈍感になっていました。昔はどの施設が『月曜休館』か知ってて注意していましたね。
荷台にはバックまで付けて入浴セットを持ってきたのにと、がっかりしながら力なく帰路に着いたのですが、途中で、このまま帰るのはあまりに情けないし、ブログネタにもならんと思い返して、もう少し走ることにしました。
そしたらエンストです。
ガソリンが無くなったみたいです。
バイクにはフェールメーターが付いていないのです。
どうやってガソリンの現在量を知ればいいのでしょう?
そういえば昔、ガソリンキャップにメーターが付いているのを装着していたことがあります。
財田の外れにあるスタンドで入れましたが、満タンで6.4㍑でした。904円です。愛想のいいおじさんに気の毒なくらい少なかったのですが、これでどれくらい走れるのでしょうか。
そこから大野原の山中の方向に走り、四国88カ所の第66番札所「雲辺寺」のロープウェイ乗り場まで行きました。
やっぱりシェルパには山道が似合います。
眼下には、観音寺の市街が広がっています。遠くに仁尾町があり燧灘まで望めます。
私の元の職場にも、こんな遠い山中から休むことなく通っている人がいました。大したものです。
帰り道には「アジサイ神社」として有名な「粟井神社」に寄りました。
アジサイ祭りがこの土日に開催されるんですね。
祭りには詩吟や和太鼓の演奏などに加えて、「さぬき大野原はら踊り同好会」による「はら踊り」まであるみたいです。「はら踊り」というのは字面から推察するに、あのむき出しの腹に顔を描いて踊る一昔前の宴会でおなじみのあの芸を見せるのでしょうか。ちょっと興味があります。
神社の周りに遊歩道があって、このようにずっとアジサイが植栽されています。
アジサイ祭りとは関係ないのですが、S60号の「追憶」という私が昔描いたアジサイの絵です。
初めて色鉛筆で描いたものです。
やっぱり実物の存在感は大きいです。
アジサイを眺めながら遊歩道を一人で歩いていてもあまり楽しくないので、さっさと切り上げて帰途に着きました。
こうして3時間の慣らし運転を終えて、アトリエに無事辿り着いたのでした。
帰りの○ルナカで買った飲み物類を運び込んだところです。
これから一人で反省会です。
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